H24.7.10
「知られざる河内の挟路」
起点:奈良県生駒郡斑鳩町龍田西八丁目(三室交差点・国道25号交点)
:大阪府柏原市本堂505先(奈良-大阪府県境)
終点:奈良県生駒郡三郷町南畑(奈良-大阪府県境)
:大阪府柏原市高井田597の3先(国豊橋北詰交差点・国道25号交点)
初レポートです。初めまして、ジゲンと申します。
今回は一番近所にある、険道・怖道のレポートをお送りしたいと思います。
大阪-奈良間を結ぶ道は結構ありまして、有名なのが阪奈道路、第二阪奈道路(有料)、西名阪自動車道(有料)、下道だと国道25号、暗峠で有名な国道308号がありますし、主要地方道だと大阪府道・奈良県道8号大阪生駒線、大阪府道・奈良県道7号枚方大和郡山線などがあり、一般府県道ならば大阪府道・奈良県道702号大阪枚岡奈良線などがあります。
補足として、国道308号と大阪府道・奈良県道7号枚方大和郡山線は共に酷道・怖道・険道ですので、一般人の方は無料且つ一般道では最速の阪奈道路をお使い下さい。
南下すれば大阪-奈良間を結ぶ道路はまだまだたくさんありますが、大方の人は市街地に用があるかと思われますので、阪奈道路辺りがやはり無難でしょうか。しかも無料ですしね(笑)
大阪-奈良間の間には生駒山脈が南北に貫いており、この山を越えるか、潜るかしないと大阪には行けません。山を切り開いて作られた道路やトンネルがある道路はいいのですが、峠を越える道になると殆どが酷道・怖道・険道です。急坂激坂に幅員狭小は当たり前、落石、凍結、路肩弱し。
しかし、そのような道に趣味に一貫として敢えて突貫する私のような人間も少なからずは居るので、
需要は顕在なのです(大凡は周辺住民の方々の生活道路ですが…)
…前置が長くなりました。レポートの方に移っていきたいと思います。
私が初レポートに選んだこの道は、前置にもありました大阪-奈良間を結ぶ一般府県道です。
が…超ド級のマイナー道路であり、終点の柏原方面に行くのにこの道を使う人はまず居ません。
柏原方面に行く方の九割が国道25号を利用すると思われます。 用途としては道中の集落の方が通勤通学に使うくらいでしょうか。大阪府道183号本堂高井田線(以下r183号)に入る迄は、信貴山観光やのどか村、病院や介護施設があるので用途はそれなりにあるのでしょうが、r183号に入った途端需要が…となります。
怖険道区間はr183号区間内なので、奈良県道236号信貴山線(以下r236号)をレポートする必要はないのですが初レポートだったのと途中接続からってのも癪だったので勢いで行きました(笑)
という訳でr236号起点、三室交差点にやって参りました。
早朝なのでまだ涼しいですね。
この先の緩やかな坂を直進していきます。
ちなみに、手前の道路がR25号で右に行けば竜田大橋手前で分岐があり、道なりに進むと奈良・天理方面、カーブを曲がらずに直進するとR168号に接続し生駒方面、左に曲がるとr195号王寺三郷斑鳩線に接続し三郷方面へと向かいます。R25号を左に行くと王寺方面に、更にその先の本町一丁目交差点で三方向に分岐します。直進すればR168号に接続し香芝・葛城方面へ、左に行くとr36号天理王寺線に接続し河合・上牧方面、右に行けばR25号に接続し今回のゴール地点でもある柏原方面へと向かいます。そちらが正解であり、私が行こうとしているあの先の道は不正解なので車・バイクの方はR25号をご利用下さい。
あ、よく見ると過積載トラックの所為か路面が割れてますな。
てくてく歩くと最初のヘキサゴン看板が! (以下ヘキサ)
何の変哲もない二車線道路ですね。ただ歩道が狭いです。
早朝、静寂だと 通過する車のエンジン音がかなり気になります。めちゃウルサイ。
早朝、静寂だと 通過する車のエンジン音がかなり気になります。めちゃウルサイ。
前方の勢野交差点を直進。また坂かいな…
交差点を跨ぐ道は、r194号椿井王寺線です。
信貴山と青看にもありますしね。
はい、きました(笑)
険道名物、脅迫青看!
しかも、行き先ではなく道路の状態を表す青看だと…結構珍しい気がします。
線も細く遠慮がちに…よく見ると修正された痕跡があるので、昔は柏原方面と記載されて居たのでしょうか。
ここから先は、追い越し可です(笑)
といっても見ての通り、この先かなり狭くなっているのでそんな輩は少ないと思いますが(笑)
そして道はさらに狭くなります。
その時、前方のとある道路標識が…!!
そう…「警笛鳴らせ」 です。主に、見通しの悪い所に設置されます。
まさか、こんな教科書にしか出てこないようなレア標識に県内で出会えるとは…
暫く坂を登るとこんな建物が!
どうやら専門学校の寮みたいです。
ただ現在使われているのか使われて居ないのか解らない雰囲気を醸し出しておりました。
人の気配は皆無だったんですがね… あと三軒くらいこんな寮が並んで居ます。
どうやら専門学校の寮みたいです。
ただ現在使われているのか使われて居ないのか解らない雰囲気を醸し出しておりました。
人の気配は皆無だったんですがね… あと三軒くらいこんな寮が並んで居ます。
寮の前で来た道を振り返ってみると、このような青看もどきが。
これ、よく見るとおかしいです(笑)
この国道を表すおにぎりマークは本来矢印の先になければなりません。
これだとこの道路(r236号)がR25号になっちゃいます(笑)
自治体のハンドメイド臭がしますなあ…
そして、お次はこの警戒標識。
「幅員減少」ですが…昼間ですらこの有り様です。
夜間とか絶対視認できませんよね(苦笑)
寮の前を通過し、坂が終わろうとした時、ホンモノの青看が…!
ぐぬぬ。まだ認めぬか…その先が柏原に続いていることを…
そして、左手に信貴ケ丘浄水場が見えます。
更にこの先、本線最後の信号機があります。ここから数キロ以上信号機はありません。
そして謎の標識エリアへ。
「指定方向外通行禁止」「合流通行あり」「つづら折りあり」「一方通行(規制解除)」
奥にひっそりとヘキサが佇んでおります。
上の画像のカーブを曲がったところがこれ。
いよいよ怪しくなってまいりました…
予想通りの展開ですね(笑)
センターラインありのごく普通な峠道です。
そういえば、この辺で持ってきていた水筒の蓋が外れて鞄がボトボトになりました(泣)
中身が九割九分くらい流出したので真剣に死を覚悟しましたね…命の水が…
この辺になってくると写真を撮影するのも忘れ、只管自販機を探していました。
しかし、行けども行けどもこんな道が続きます…
この警戒標識が人間の顔に見えるほどに(笑)
坂をある程度登り、振り返って見るとこの看板。
ローでエンジンブレーキ推奨。そこまで急カーブじゃありませんでしたが、安全の為には徐行してください。この辺りから標高が高くなっており、ガードレール先は林か崖になっています。
前を向き、歩を進めると奈良交通のバスとすれ違いました。おお!バス停が近い!
ちなみに、バスの運転手は不思議そうにこちらを一瞥し、乗客は見て見ぬふりです(笑)
初夏だというのに、ネルシャツとジーンズという暑苦しい出で立ちだったからでしょうか…
先程の看板から少し登ると案の定バス停がありました。停留所名は信貴山です。
少し前にすれ違ったバスが向かった方向には、停留所信貴山下駅があります。
そろそろ暑くなってきたのもあってかバス停で暫し休息。
中の待合室には、灰皿三つとドリンク専用のゴミ箱があったので、何処かに自販機があるはず…と思い周囲を捜索してみましたが、自販機は見当たりません(泣)
先の件で命の水を失っているので早く水分補給しないと身体が持ちそうにないです…
10分くらい休憩した後、バス停を出発。緩やかな道路を上がっていくと、右手に介護施設が見えます。そのまま進むと平坦な道が暫く続きます。
あ、ちなみに介護施設の横に自販機がありましたのでスポーツドリンクを購入。
助かりました…
平坦な道を過ぎると、ダムが出現。ただ、建設中(整備中?)みたいです。
後から、地図で確認しましたがまだ放出先の水路が拡張整備されていませんでした。
(詳細がよく解らないので、解る方がおられましたら教えて下さい)
そして、ダムの先に行くと立派な橋が現れます。
手前の橋(r236号)が信貴大橋、奥に見える橋が開運橋です。
橋を渡らずに、直進していきますと朝護孫子寺、信貴山へと向かいます。
勿論、バス停(信貴山門)もあります。
いい眺めですなあー。
あの開運橋の形状はかなり珍しいらしく、登録有形文化財に指定されていたりします。
先程のダムまで続いている下の池は、大門池といいます。(さっきのダムは大門ダムっていうのかな?)
そして、開運橋の奥にある建物は信貴山観光ホテルです。
ここから先、ちらほらと道端に紫陽花が咲いていました。
今日は快晴だったので、梅雨の時期だとすっかり忘れていました…
信貴大橋を渡り、道なりに進むと突如広い道路に出ます。
そして青看。おお!遂に柏原方面への案内が!感動です(爆)
ちなみに、直進すると信貴生駒スカイラインという生駒山地を南北に縦断する一般自動車道になります。自動車道なので勿論、有料です。
夜景スポットとして有名であり、
というか既に外国にそんなスポットありませんでしったけ…?
青看から坂を下ってきますと、新たな水源が!
とっくりダム湖です。先程の大門池とは繋がっていませんよ。
釣りをしているおじさんがいましたが、またしても不思議そうな顔でみられました(笑)
とっくりダム湖から坂を登ると、いよいよ府県境、長かったr236号もいよいよ終点です。
これから先はr183号に接続されます。正直、これからが本番です(笑)
流石、府県境だけあって標識の情報量が凄まじいですね…怖道ならではの醍醐味です。
えーと、順に解説していきます。
まず、手前の白看板と奥の規制標識が表しているのが、「自動二輪終日通行禁止(原付含む)」と「自動車指定時間外通行禁止(23時から5時以外のみ通行可能)」
ちなみに、タクシーや緊急車両は対象外です。
道交法でいえば、これから先、バイクは一生通行できません(笑)
補足として先の信貴生駒スカイラインも同様に自動二輪通行禁止です。
更に、柏原と記された青看の隣にある青看、「異常気象時通行規制区間起点」。
これは、一定の雨量を超えた場合、通行に注意しなければならなくなったり、通行止めになったりするという意味です。
そんな豪雨の時にこの道を使って柏原に行こうとする人は居ないと思いますがね…(汗)
その他、標識は…「駐車禁止」「追い越しの為の右側部分はみ出し通行禁止」「最高速度」
3つの標識の下にある補助標識は全て「ここから(制限開始)」です。
右端にある、ソーラー駆動の電光掲示板には確か「カーブ注意」のメッセージと気温計が表示されていました。
さて、私は徒歩なんでそのまま
上の画像では、広告看板によってヘキサと案内標識が遮られていましたのでアップ画像を。
あらら…またもや何か松みたいな植物に遮られています…
これじゃあ車の人はここが府県境だと気付きませんね(笑)
無事、大阪府に突入し歩を進めます。
すると、等間隔でこのような看板に出会します…間隔は均等なんですが、
設置場所が不規則で右手に出現したり、左手に出現したりします。
道標にしては行き先が無いし、山にあるような丁石にもみえません。
しかし、この看板はなんとゴール地点まで続きます。
後から調べたのですが、どうやら暗峠(R308号) にもあるみたいです。
それと、八土というのは大阪府八尾土木事務所の略語らしいです。
ちなみに、このコンマのついた数字は先に進むにつれて小さくなっていきます。
そして途中で零になりコンマが消失、今度は逆に数字が大きくなっていきます。
なんなんでしょうか、この看板。
暫くは緩やかな下り坂が続きます。
普通の峠道ですねえ。
府県境を超えた辺りから交通量は激減します。
冒頭で述べた通り、この道を使って柏原に行く人は殆ど居ません。
先程の府県境の手前にのどか村に通じる広域農道があり、殆どの車がそちらに右折します。
ちなみに、この通行禁止道路区間中にすれ違った自動車は一台だけで、しかも奈良方面に
向かっていきました。ドライバーに女性は、案の定怪訝な表情を浮かべながら去っていきます。
そりゃそうです。この道を徒歩で行く人間はまあ居ませんし、居てもハイキングの方です。
ネルシャツにジーンズでこんな深い山奥に一人で…
暫く進むと雰囲気が一転、両サイドが森林だけになってきます。
カーブが多いので、「凍結注意」を促す警戒標識が増えてまいりました。
消波ブロックみたいなものが壁に張り付いています!!
おそらく、下地のコンクリート壁の補強用か防護用ですかね。
やっぱりこのような峠道は暴走行為が多発するようですね…
先の信貴生駒スカイラインやr7号枚方大和郡山線なども過去に暴走行為が多発し、現在では「自動二輪通行禁止」になっています。
この辺から脅しの看板が増えていきます。
今更「転回不能」と言われてもねえ…手遅れです(笑)
この辺りはほんとうに「凍結注意」の警戒標識が多いです。
皆さん、冬の走行は控えましょう(苦笑)
そして、先のカーブを曲がれば…
こんな感じに…更に進むと
ふと宙を見上げると何故かAOクロージャ(光ファイバー)がありました。
こんな山奥に需要ないだろう! と思わず絶叫しかけましたね。
私の自宅付近にすら無いのに…(泣)
ここまで光がきているとなるといつか拡張事業でもあるのでしょうか。
この辺りは本当に普通の峠道といった所でしょうか。
カーブにアップダウン。ちゃんと二車線ですしね。
そしてヘキサ出現。お久しぶりです。
あのカーブミラーって需要あるんでしょうか。
平坦な道に設置されていますが…
頂上付近です。いい景色ですなあ。王寺-香芝方面の景色が一望できます。
ちなみに、この頂上付近(向かって左手に)にぶどう直売店がありました。
この場所じゃなくても…田畑に近いからでしょうが…あと、その直売店に巨大な猪が居て
吃驚しました。名前は確か「猪吉」だった様な…
実物が見たい方は、実際に訪れるかGoogleのストリートビューでご覧ください(笑)
絶景絶景…
下の草原みたくなっているところは葉なので落ちれば貫通して更に落ちますよ。
感極まってのダイブはご遠慮下さい(笑)
そして景色に不釣合いの警告標示が。
自治体の手作りでしょうね。
スピード落とせではなく、下方向の⤵(←文字化けするかも)なのがいいですね。
てくてく坂を下ってきますといよいよ峠道も終わり、「通行禁止規制」も解除されます。
ここから先、生活道路区間(怖道区間)に突入です。
はい、センターラインが消滅しました(笑)
しかも、幅員が徐々に狭くなっているような気が…
この看板もマイナスから遂にプラスになりました。
その先にはこんな「狭隘道路」が出現。驚きの狭さです。
一.五車線くらいでしょうか…離合は軽同士ならばギリギリ可能かもしれません。
ただ「待避所」なんてありませんから、大型車は通行に支障が出ますね。
若干広くなりました。
乗用車でも余裕ですれ違えますね。
この哀愁漂う警戒標識…色褪て視認に難ありです。
隣の標識は綺麗なのに…
束の間の幸せ幅員もここで葬り去られました(笑)
一.二車線くらいですかね…大型車の「離合不可」です。
本当に生活道路って感じです…
この幅員が暫く続きます。
しかし、その先は突如二車線くらいになります。
前方のバスは柏原市内循環バスです。まさに近隣住民の足ですね…
この先も幅員狭小区間があるので、歩行者に危険がないように音楽を流しながら走行していました。
おっと、嫌な予感が…
「ヘアピンカーブ」とまではいきませんが、かなりに急カーブです。
バスは器用にするりと曲がっていきます。
運転手さんのスキルが試されますね…
急カーブを曲がり切ると、暫く緩やかな下りが続きます。
バスはもうあんなところまでいってしまいました…
そのまま進むと右手に河内堅上小学校・中学校が見えてきます。
ヘキサと紫陽花のコントラストが堪りません。
が、このミニ「最高速度」の規制標識が最高に邪魔です。
なんでこういう所に限って規制標示だけにしとかないんだよ…大阪府道路公社!!
右手は河内堅上中学校ですね。
先生の声がここまで響いております。
大阪という都市の中でもこんな田舎の田園風景が拝めるとは…
……守りたい、この景色。(ネタすいません)
先の穏やかな道を暫く進むと、青谷大池に出ます。
この池に出る手前に金山媛神社・金山彦神社があります。
竜田越奈良街道があるところですね。
この青谷大池をぐるっと回り込む形でr183号は続きます。
あれ、またしても道が狭くなってきたような気が…
野良猫が寛いでいました。
「この先、幅員狭小だにゃん」と喋った気が…します(嘘つけ)
一.五車線くらいでしょうか…「離合不可」というには広過ぎますね。
怖道区間はもう終わったのですかね…
何か物足りなさを感じます。
一体、いくつもの色褪せた警戒標識を私に見せれば気が済むのでしょうかね…この怖道は(笑)
左に行くと河内堅上駅に、右に行くと柏原方面です。今回は右に進みます。
それにしても、 隣の案内標識もどき…ここはもう立派な大阪です(笑)
柏原方面とした方が解りやすいのでは…
先の分岐を右に曲がり、進んで行くと…
この狭さです(笑)
悪夢再びか…
完全に怖道の復活です…!
一.三車線程度しかありませんね…
おい!こんな規制標示みなくともこの狭さとカーブだったら誰でも速度落とすわい!
最高三十キロ制限じゃなくて二十キロで良いくらいですよ…
恐らく、この辺りがr183号中最も狭い幅員でしょうね。
しかも、この先はこの狭さのまま「S字カーブ」になっています(笑)
この看板もいよいよ三桁に突入しました。
ここまで続いているとなると、こりゃ最後まで続いて居ますね…
ちょっと広くなってきました。
軽自動車二台分の幅員は確保されています。
おや…左端に何やら錆びた看板が…
奈良健康ランド(笑)
ここは一応大阪なのにも関わらずに奈良健康ランドって(笑)
この看板を見て「よし、行くか!」ってなる筈がありません。
しかも、あんな道通って天理まで…その辺のスーパー銭湯にでも行った方がよっぽどマシです。
あの看板から坂を下ると道は一気に広くなります。
センターライン付き二車線道路に変貌しました。
またお前か…
大阪府道路公社は何をしているのでしょうか。
このような警戒標識は取り替えるべきです…安全面かいえば、ですが。
ただ、この警戒標識が物語る歴史を全て葬ってしまうのもあれなんで、一、二本は残しておいて下さい(笑)
約二時間半ぶりの信号機ですよ…
変な感動に包み込まれました(泣)
左にはr138号と並行して大和川が流れています。
水嵩が浅い所為か、綺麗に見えます。
本当にワースト一級河川なのかと疑いたくなりますね…
そのまま暫く進むと、鉄道橋が見えてきます。
JR大和路線です。ちょっと遠いですがグッドタイミングで大和路快速も来てくれました!
大阪-奈良間を結ぶ主要路線です。
ちなみに、王寺駅は一日の乗車数において奈良県最多数を誇ります。
手前に見える緑色の橋は芝山橋です。
第六大和川橋梁下から。
関西本線は大和川を何回も渡っているので鉄道橋が多いです。
橋下を過ぎるとセンターラインが何故か消失し、少しばかり狭くなります。
かと思いきやすぐにセンターライン付き二車線道路に(笑)
奥にみえる黄緑色の橋は国豊橋です。上をR25号が走っています。
ゴールのr183号終点、国豊橋北詰交差点まであと少しです…!
そういえば、この辺で作業着姿のおじさんに自販機の場所を聞かれました(笑)
地元民じゃあないというのに…
そして無事、JR高井田駅に到着しました。
ほんとはこの先のr183号終点、国豊橋北詰交差点まで行きたかったんですが足が鉛の様に重く、加えて若干の眼前暗黒感を覚えたのでそのまま電車に乗って帰宅しました(笑)
そして、最後の写真がこれです。この先が国豊橋北詰交差点になっています。
駅に向かう途中、女子大生三人組(恐らく同い年です)が私の方をみて薄ら笑いを浮かべていたような気がしますが、まさか、この汗だく男が奈良から歩いて山を越えてきたとは夢にも思っていないでしょうね(笑)
ちなみにあの八土看板は、私の覚えて居る限り117番くらいまであったと思いますが、終盤撮影を忘れてしまい正確な最高番号が分かりません…(誰かご存知でしたら教えて下さい)
感想:
如何でしたか。
何か状況だけを淡々とレポートしてもつまらないので軽い感じに仕上げてみました。
初レポートということで、怖道区間の大分前からスタートしましたが、間違いでしたね(笑)
信貴山門までバスで行き、そこから徒歩でも良かったなあと後悔。
徒歩での全線走破は可能ですが、体力に自信のある方や歩き慣れている方以外は自転車や自動車で訪れることをお奨めします。
事実、運動不足の私はヘトヘトに疲れました(苦笑)
数日間筋肉痛が続いても構わないよ!という方は是非挑戦してみてください。
ただ、徒歩で府県を越えると達成感があります。
同時に、昔に人に敬服してしまいます。こんな道を使って移動していたんだなあ、と。
かなりマイナーな道ですが、地元住民の生活になくてはならない道路だと改めて実感しました。
これからも、こういう隠れた酷道・怖道・険道のレポートをしていきたいと思います。
メジャーなところも攻めてみたいんですけどねえ(笑)
恐らく、次回のレポートは気温の落ち着いた秋頃になるかと思います。
二線分なので無駄に長いレポートになってしまいましたが、ここまで読んでくれた方
お疲れ様でした!
7.13 追記:
他の方のレポート記事を見ていて気付いたのですが、ある掲示物を撮り忘れました…
正直、この掲示物を拝む為に歩いた様なものなのでちょっとショックです(泣)
それがこれ。
画像は他サイト様から借りさせて頂きました。
「凍結掲示板(凍結自動警報装置)」です。
r183号以外だとR308号とかに複数個設置されている様です。
仕組みは推測ですが、内部に気温計が内蔵されていて、氷点下を下回ると点灯するのかな?
標識好きとしては、見逃せない掲示板です…悔しい!!
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